今回の現場は、死後1か月、畳の上に布団をひき、布団と畳をまたいだ状態でお亡くなりになられていました。
故人様は身寄りがなく、故人様が住まわれていた賃貸物件の管理不動産会社様からのご依頼でした。こちらの賃貸アパートは、今後は、住居者を募集せずに取り壊す予定とのこと。人が再び住める程度の原状回復作業ではなく、近隣住民からの苦情が出ないため、また今後孤独死現場に誰かしら人が立ち入っても空気中に漂っている細菌などに感染しないように、害虫駆除、除菌と消臭をすることとなりました。このような最低限の処置だけですと、原状回復するよりも大分費用を抑えることができます。こちらのプランはあくまで、今後誰も人が住まない、ということが大前提です。
汚染物の梱包、汚染箇所の特殊洗浄消毒、オゾンショックトリートメント法®にて脱臭除菌をし、納品いたしました。
そのお家は木々に囲まれた素晴らしい環境の中の大豪邸でした。広くてよく手入れの行き届いたお庭、そして大豪邸によくお似合いの、高級感あふれる素敵なインテリアで飾られたくつろぎの空間が何部屋も!
ため息がつくほど見とれてしまいます。そんな安らぎの空間ですが・・・なんと数か月前に、屋根裏にイタチの親子が住み着いてしまい、イタチの糞尿、独特の獣臭(けものしゅう)を放ち、まったく安らげない空間になってしまったのです。イタチ親子はなんとか追い出すことに成功したものの、生活に支障をきたすほどの異臭がお部屋にこびりついてしまい・・・。一刻も早く臭いを取り除いて元の生活に戻してほしい!とのご要望に緊急対応スタッフ班が、急遽クリーニングに行ってまいりました。
まずは臭いの原因のひとつであるイタチの糞尿、またはそれらに汚染された物質を取り除き、特殊な洗浄液で除菌洗浄します。その後、オゾンショックトリートメント法®にて除菌脱臭、特殊コーティングを施し、臭いの完全除去を行いました。
蒸し暑い日が続きます!
先日は、ある盆地のビル、数部屋の片づけに行ってまいりました!(^^)!
盆地とあって、いつもよりも蒸し暑さを感じての作業です。8月の夏真っ盛りに入りますと、500ミリリットルのペットボトルも一人軽く3本は飲み干してしまいます(*_*;
今回は、建物の老朽化に伴って建物を改築されるとのことで、お部屋の片づけとクリーニングの対応でした。歴史のある古い建物でした。建物を解体してしまうとは言え、私たちがお部屋を傷つけてはいけません。作業ひとつひとつに注意を払います。
お客様と一緒に、必要なもの、まだ捨てるかどうか迷うもの、捨てても問題ないものの分別をしていきました。捨てるかどうか迷われているものは「ご自分でゴミ出しの日に捨てることができるもの」を前提に残しておきました。こうすれば、改築作業までに、捨てるかどうかの判断をじっくり時間をかけて考えることができるます。
お客様と一緒になって整理作業をする場合、私たちは、お客様が捨てるかどうか迷われているものに対して、無理に処分をするよう勧めることはいたしません。
本当に必要かどうか一緒に考え、それでもまだお客様の判断がつかないものに関しては「一時保留」という形もあっていいのではないかと思います。
処分の判断に困る物があれば、ぜひ一度、ニコビットスタッフにお声がけくださいね(*^^*)
ご依頼者様は数年前に今のお部屋に引っ越されたそうですが、今まで住んでいた所よりも狭いお部屋になり、いよいよ手狭になってしまったので整理をしたいがまだまだ使える家具や日用品が多数あることもありただ捨ててしまうのは勿体ない、ということで弊社へご依頼くださいました。弊社では、買取金額はつかないけれどもまだ使用できる、状態が良い物については、海外リユースする品物としてお引き取りさせていただいております。ご依頼者様とご相談しながら、今後また快適な生活が送れるよう、お部屋の中の分別梱包を行っていきました。最後は簡易清掃と水回りのオプションクリーニングを済ませ作業終了となりました。
今回のご依頼は亡くなったお父様が住んでいた社宅の遺品整理でした。
毎回作業の初めにはスタッフ全員でミーティングをし、ご依頼者様と共に残しておきたい物や探してほしい物などを確認していきます。すると突然、ご依頼者様の目から大粒の涙が・・・。お父様の思い出が残る家で感極まってしまったようです。
遺品整理を始めて15分程するとご依頼者様は「今から用事を済ませてきますので、あとはよろしくお願いします」とおっしゃって現場を去られました。翌日お会いした時には少しスッキリしたお顔をされて「あのまま片づけるのを見ていたら、多分ずっと泣いてしまっていたから・・・」と心の内を語ってくださいました。
このように、故人様との繋がりが強いと悲しみが深く整理作業が思うように進まない。そのような時こそ私たち遺品整理会社がお役に立てるのではないかと思います。私たちは何もかもを捨ててしまうのではなく、故人様が大切にされていたような品物や趣味の物、その人が歩んできた証、生きてきた証を見つけ、ご遺族様の笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただいております。今回の現場でも、ご依頼者様がどうしても見つけられなかった陶器のお重を無事に見つけ出し、「兄がこれを見たがっていたから」と喜んでいただくことができました。
アパート3階の一室にて孤独死現場でした。初期の対応は同業者様がしておりましたが、その同業者様では対応できないとのことで、弊社に緊急要請の連絡が入りました。
現場に行ってみると、まず、孤独死現場に初期の段階で出入りした関係者が、現場の汚染箇所を踏み回り、体液が付着したままの靴でアパートの階段を昇り降りしたようで、1Fの階段から3Fの現場まで孤独死の臭いが充満していました。
まずは、共有の階段からの除菌消臭を、特殊な薬剤で行いました。それから、孤独死臭が取れない原因を突き止め、原因箇所を完全撤去しました。臭いの原因の撤去が終われば、お部屋全体に染み付いた臭いを脱臭するべく部屋全体のクリーニングです。近頃、また新しいスタッフが増えましたので、古株スタッフみんなで丁寧に指導しながら作業しました(^_^) 「遺品整理」ではなく「特殊清掃」を熱望しての入社という、ちょっと変わった(!?)頼もしい新人さんです( ̄∇ ̄)
今回は、同業者様のSOSにもお答えすることができ、また自分たちにとっても新しい勉強となる現場でした。毎回のことですが、ひと現場をこなす度に、新しい発見、気づきがあり、勉強になります。また現場を通じて仲間との絆も強くなります!
この夏もこの調子で技術の向上に努めて参ります!
大分市郊外でゴミ屋敷清掃+引越しに伴う家財整理を行ってきました。
今回のご依頼者様、元々家族で住まわれていたこの家を引き払い引っ越し予定だったのですが、3LDKから1DK程のお部屋に移るので持ち物をグッと減らす必要がある上に、今のお住まいがゴミ屋敷化してしまっていたので一人ではどうしようもできず、弊社にご依頼くださいました。
物への執着心が強く、特にご家族との思い出が詰まっているとなると尚更処分することができず、今日に至ってしまったそうです。思い出を大切にすることも素晴らしいことですが、そのすべてを取っておくのは不可能です。ですから作業していく中で、ご家族との思い出を伺いつつも、様々なご提案をしながら判断してもらい物を減らしていきました。
期間中ずっと作業を見守っていたご依頼者様ですが、突然断捨離スイッチが入った模様で「これは必要ない。これも捨てます!これは、電源は入ったけどCDが聞けないからもういりません!」と作業スピードがグングン上がりました(^^♪
最後は残しておいた持ち物をまとめ、簡易清掃をしてから納品となりました。
死後1ヶ月の孤独死現場の応急処置「なやむなパック」にて、除菌脱臭作業をして参りました。のどかな田園地帯の一軒家でしたので、近隣住民からの異臭の苦情がなかったのが幸いでした。
故人様のお身内の方がお亡くなりになった現場に入って、遺品を確認したいとのご希望でした。何も処置をしないままでは、お部屋の中が害虫や菌、腐敗臭で、とてもではないですが、たとえマスクをして入室したとしても、その独特の異臭に耐え切れないでしょう。加えて、どのようなウィルスが潜んでいるかもわかりませんので、まずは私達が除菌脱臭をして、今後お亡くなりになったこのお家に入れるように、感染リスクを無くしていきます。
体液が付着した衣類や遺品をくまなく密閉梱包し、汚染箇所の洗浄、オゾンショックトリートメント法®にてお部屋全体を除菌脱臭した後、ようやくご遺族であるお客様もお家に入ることができ遺品の確認ができました。
この後、引き続き遺品整理のご依頼をいただきました。故人様がお亡くなりになったこのお部屋で、お客様とご一緒に丁寧な遺品整理作業を行って参ります!
大分市郊外で遺品整理作業を行ってきました!
今回は、ご遺族様があらかじめ大方の遺品整理作業を行ってくださっており、未使用の介護用品やタオル、トイレットペーパーなどまだまだ使えそうなものは押入れの中によけてくださっていたので、分別梱包作業はサクサクと進み半日で終えることができ、全体の作業日数も少なくてすみ、私どもにとっても整理作業がしやすい状況でした。やはり遺品整理において、ご遺族様が整理作業を行うことは、故人様の想いを汲む大切なことではないでしょうか。お忙しかったり県外に住んでいたり疎遠になっていたり、各家庭でそれぞれ様々な事情はあるでしょうが、一度は作業現場に足を運んで故人様を偲びながら遺品のご確認をしていただければ、故人様もきっと喜んでくださるのではないかと思います。
今回は水回りのトラブルに対応させていただきました。
とある一軒家の2階のトイレを詰まらせてしまったご依頼者様のお父様。トイレのお水が流れないことに動揺してしまい、何度も何度も水洗レバーを押してしまったそうです。
そのせいで、トイレの水が2階から1階へと階段や壁を伝って流れ下りてしまい、1階までもが水浸しに・・・。
お客様はまだ新しくて綺麗な一軒家にカビが発生してしまうことをとても心配されていました。
お客様のSOS電話を受け、すぐに駆けつけた私たちは、まず応急処置後、許可を得て、水の被害が大きかったお部屋にの壁や天井などの石膏ボードに穴を開け、カビなどの状況がないか確認しました。今後、カビが発生しそうな箇所の壁や天井を特定。その後、それらの箇所を解体します。全ての解体が終わったら、サーキュレーターを稼働して完全に乾かし、最後に除菌剤を噴霧して完了です。
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